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会社概要

運営会社アトリエひらら建築士事務所
所在地〒399-3303
長野県下伊那郡松川町元大島3349-4
電話番号0120-69-9753
メールアドレスinfo@home-inspection-shinshu.com
管理建築士澤田 弘道
資格二級建築士(愛知県 第28994号)
既存住宅状況調査技術者(第02-20-01817-01号)
CASSBEE評価員(戸-07351-25)
建築士事務所登録長野県知事登録(飯田)B第45151号
設立2014年5月15日
事業内容ホームインスペクション及び住宅診断サービス
かし保証保険検査サービス
建築物の設計及び工事監理
建築工事契約に関する業務
建築工事の指導監督に関する業務
建築物に関する調査又は鑑定業務
建築物の建築に関する法令又は条例に基づく手続きの代理に関する業務
建築士事務所の経営

ホームインスペクター

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澤田 弘道
Hiromichi Sawada

はじめまして、ホームインスペクターの澤田弘道(さわだひろみち)と申します。

現在、私は「MOTTAINAI」をコンセプトに、新築住宅デザイン設計やリノベーションの設計管理業務、ホームインスペクターとして住宅診断業務などを中心に建築設計事務所を運営しております。

略歴

大工の長男として生まれ、幼い頃から跡取りとして教育を受け、迷いもなく高校、大学は建築学科に進学しました。しかし、大学で建築業界以外の世界を知り、就職は建築業界でなく広告代理店へ、その後は小売業界と建築とは脈絡もない仕事に就きました。

そんなある日、妻から「建築学科卒業したのに、なぜ建築士の免許は持ってないの?」と言われ、確かにそうだなと思い、建築士取得を目指しました。他業界の仕事をしながら建築士の受験勉強を進め、学科試験は何とか合格しものの、卒業後は図面などほとんど書いていなかったため図面試験は不合格。自分の勉強不足を実感。

建築士試験は学科試験合格後、翌年一度だけは学科免除のため、図面試験に向け図面描きの特訓をして2年目にしてやっと建築士試験に合格。免許取得の数年後に、弟が経営する工務店で設計や現場仕事に着き、生きた建築の仕事を学びました。そして還暦目前で、独立し設計事務所を立ち上げました。現在、ホームインスペクターとして活躍中です。

結局、祖父と父親の大工のDNAが私の中にどこかに残っていて、家づくりの楽しさを知り、遠回りをして「建築業界」に戻ってきた次第です。他業種で得た知識を元に家づくりの良い所、悪い所を知り得たらからこそ、他人とは異なる着眼点が私の強みです。

仕事への想い

現状、日本ではリーマンショック以降、新築住宅着工数が右肩下がりです。しかし、既存住宅の取引件数は微増ながら伸びています。日本の住宅は寿命が短いと言われ、約30年ほど経つと建て替えられる傾向にあります。世界の住宅の平均寿命は、フランスやドイツでは60年以上、アメリカは70年以上、イギリスについては80年以上とされています。

この背景には日本人と欧米人の住宅に対する考え方の違いがあります。欧米人は、質の良い住宅を建て、自分たちでしっかりとメンテナンスをする。長く住み続けるために住宅を購入するからです。

日本の住宅の寿命が短い要因は「住宅の資産価値が20年でゼロになる」という国の不動産鑑定に対する考え方でした。築年数が経過した住宅の価値は認められず、土地の価値だけが残るという計算でした。

ところが、近年になって、日本でもようやく従来の「作っては壊す」時代が終わろうとしています。国は2009年に「長期優良住宅認定」という基準を作り、住宅を長期に渡って住むことが出来る「性能・機能」にしようという制度が始まりました。また既存住宅を増築・改築する場合の認定制度が2016年より開始されています。

そして、今後ますます高性能な住宅が中古市場に出回ることによって、住宅価値が高まり中古住宅の需要が伸びますます注目を浴びることでしょう。

中古住宅を購入する際に、住宅に詳しくない方は住宅の良し悪しが分からず、困るかもしれません。そんな皆様を、建築士の立場から手助けをしたい。そんな想いで仕事をしております。